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2018.10.10 [2018]
『新釈漢文大系(全120巻・別巻1)』が、「菊池寛賞」を受賞いたしました!

新釈漢文大系(全120巻・別巻1)「菊池寛賞」受賞!
 

 株式会社明治書院(本社:新宿区大久保 社長:三樹蘭)は、10月4日(木)に開かれた「第66回菊池寛賞選考顧問会」で、『新釈漢文大系』の授賞が決まりましたことをお知らせ申し上げます。顧問の先生方(東海林さだお、平岩弓枝、保阪正康、養老孟司)も「まさに偉業」と仰り、満場一致での授賞とご連絡をいただきました。

授賞理由

「中国古典の代表的文献を幅広く網羅し、58年の歳月をかけて全120巻(別巻1)で完結させた。この文化遺産ともいうべき全集の執筆・編纂に関わった100人を超える漢文学者と版元の偉業に対して」

 



― 1960年刊行から58年の歳月をかけて、全120巻・別巻1で完結 ―

 国語漢文専門出版社の明治書院は、2018年5月10日(木)に昭和35年5月から刊行している新釈漢文大系シリーズの最終巻『新釈漢文大系109 白氏文集 十三』を発売。これをもって、中国古典(全完本)を総集し、加えて日本人による漢詩『日本漢詩』や『漢籍解題事典』を備えて完璧を期した大系『新釈漢文大系(全120巻・別巻1)』は、第一巻「論語」刊行から58年を経て完結。

 当初23巻で船出をしたが、読者諸氏からの要望で次第に巻数が増え最終的には120巻・別巻1となった。昭和35年当時の編集委員は、中国文学の権威である内田泉之助、林秀一、目加田誠、吉田賢抗、宇野精一が担当し「思想・歴史・文芸」の中から漢籍として重要で、かつ日本文化に多大なる影響をもたらした書目を選定。恐らくは、今後このような出版は出来ないだろうと出版業界関係者は話している。

 日中国交正常化の際、当時の田中角栄首相が毛沢東主席から贈られた「楚辞集註」が話題になり、新釈漢文大系に収められている「楚辞」の注文が殺到したり、年号が変わるときには出典の問い合わせが相次ぐ。

 四書五経はじめ、壮大な「史記」「白氏文集」など漢文の基本的原典の全文を網羅し、本活字の原文に、清新な解釈と詳密な注解を併せた新釈漢文大系は、今後も中国文化の研究資助と導入の役を果すと共に、わが国伝統文化の昂揚に貢献し得るものである。

 

【書誌情報】

◇編集:内田泉之助・林 秀一・目加田誠・吉田賢抗・宇野精一

◇装丁:A5判・上製・函入
◇各巻 本体:6,600~12,500円(税別)、266頁~840頁
◇全巻 本体:1,010,600(税別)
新釈漢文大系全巻書影

 

【この件に関するお問い合わせ先】

◇電話:03-5292-0174(今村)

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