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2017.04.11 [社長:三樹 蘭のブログ]
ことばはボクらの音楽だ!

ことばはボクらの音楽だ! マルティリンガル習得プログラム」

という書籍を2013年に明治書院から刊行させていただきました。

著者の榊原陽先生は、

「ことばと人間」の本質をテーマに広く研究を深められ

多言語習得を提唱する

一般社団法人言語交流研究所・ヒッポファミリークラブ

活動されました。

 

そのヒッポさんが2月に開催された

第4回LMP Youth Tokyoというイベントにうかがってきました。

このイベントはヒッポファミリークラブに所属する高校生から社会人までの若者が

3つ以上の言語を使って社会に発信したいメッセージをプレゼンする

というもの。

ちょうど大学生の部を拝見できたのですが

…すごい!

初めてヒッポさんの活動を拝見したのですが、

何がすごいって確かに多言語をあやつるのもすごいことなのですが

プレゼン姿勢がとても積極的、楽しそう

企業などの記者発表などで

日本人のプレゼンシーンも見る機会は増えましたが

どうしても「演技じみた」プレゼン感は否めないところ。

ヒッポファミリークラブの子たちのプレゼンは

ちょっと大きな声でおしゃべりしているような感じ(ひとり言ですが)。

もちろん、なかには緊張して言葉に詰まってしまう子もいました。

そうするとすかさず会場から応援の声が…!

聞いてる側にも「聞く姿勢」がしっかりとあるんですね。

案外、「良いプレゼンにするコツ」は

いかに聞く人の意識を高められるかにあるのかもしれません。

 

本書では「多言語習得は難しくない」と書かれているわけですが、

そういえばサッカーの川島永嗣選手も数か国語を話せますもんね。

昔インタビューを観た時に、外国語習得のコツは

「とにかく自分から話しかけること!」と言ってた気がしますが

プレゼンターの大学生も同じことを言っていました。

 

「自分から話しかける」はコミュニケーションの第一歩。

人に教えてもらわなければ何もわからない異文化の地では

特に重要になってくると思います。

そういう意味で、

学生のうちに留学しておけばよかったな~と悔やんでいる大人です。

今はいろいろな留学プログラムが用意されているので

短期でもぜひ体験してほしいと思います

(「トビタテ!留学JAPAN」とかもかなり気になります)。

 

さて、そんなヒッポファミリークラブさんの活動が

特集された番組が放映されるそうです!

 

BS朝日放送「こどもは言葉の天才!」

4/22(土)14:00~15:00放送予定です。

またそれに合わせ、4/22朝日新聞朝刊には

本書の広告が出る予定です。

ぜひぜひチェックしてみてくださいね。