学びやぶっく 33 戦国軍師血風録

学びやぶっく 33 戦国軍師血風録

主君と軍師の絡みも含めて、軍師の様々な生きざまを描く

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戦国時代に「軍師」という呼称があったかどうかはわからない。戦いには「知略」「武略」の上に、「天運」もある。そのゆえ戦国武将はけっこう信心深い。そのため人智を越えた存在を軍師に求めることもあった。軍師は主君一人に仕えたという者よりも、親子二代にわたって仕えた者が多い。子の代になるとどうしても主君を指導する立場になり、主君にとっては煙たい存在となる。また主君を操ろうとする軍師も出てくる。彼らは軍師からトップへと躍り出ようとしたのである。これは軍師が戦場だけでなく、政治面でも全体的な視野を持つことを要求されるようになった頃に起き始めたことである。本書では、主君と軍師の絡みも含めて、軍師の様々な生きざまを描く。

二階堂 玲太

1943年、神奈川県生まれ。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員、財団法人新鷹会理事。2004年、第34回池内祥三文学奨励賞を受賞。著書に、『真田昌幸』(PHP研究所)『武士(もののふ)の詩』(栄光出版社)『龍の軍扇 三方ヶ原』『向う疵 北条氏康』『罠―戦国長篠秘帖』(以上、叢文社)などがある。日本文藝家協会編『代表作時代小説』(光文社)に、短編小説が2006年度より3年連続して収録されている。