学びやぶっく 15 都会の鳥-生き残り戦略

学びやぶっく 15 都会の鳥-生き残り戦略

ツバメ、ドバト、スズメ、ヒヨドリ…都会の環境変化に適応してきた都市鳥の知られざる生態とは?人間にとっての自然を見つめ直す。

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カラスをはじめ、ツバメ、ドバト、スズメ、ヒヨドリなど、都会でくらす鳥は多い。いつからそうなったのだろうか。「都市鳥」は、都会の環境変化に敏感に適応して生き延びてきた。ゴミ問題、都市緑化などと密接に関わっている。その生態、能力のすばらしさに気付くことは、野生動物と人間の関わりを知ることであり、さらに人間にとっての自然を見つめ直すことにも繋がる。

第1章 都会のカラスはなぜ元気なのか
第2章 セミを捕らえるヒヨドリの技能とは?
第3章 ツバメはなぜ人家に巣を造るのか?
第4章 都市鳥のユニークな子育て作戦
第5章 都市鳥たちの賢い生存術
第6章 カラスの知能はどれほどか?
第7章 都会暮らしの鳥たち-その不思議な生態
第8章 都市鳥たちの眠り術
第9章 都市鳥と人の交わり

唐沢 孝一

群馬県に生まれる。東京教育大学理学部を卒業。都立高校の生物教師を経て、2008年まで埼玉大学教育学部で“自然観察入門”を担当する。現在、都市鳥研究会の顧問、NPO法人自然観察大学の学長。シジュウカラの生態研究で文部大臣奨励賞、モズの生態研究で日本鳥学会奨学賞、2003年に市川市民文化賞(スウェーデン賞)を受賞する。著書に『都会の鳥―生き残り戦略』(明治書院)、『カラスはどれほど賢いか』(中央公論新社)など多数がある。