新釈漢文大系56 続文章軌範 上

新釈漢文大系56 続文章軌範 上
ぞくぶんしょうきはん

『文章軌範』の続編。周秦代から明初までを収め、多彩な作家と文体を彩ったことで姉妹篇として愛読された。

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 謝枋得の『文章軌範』は、元代から明代に至り、大いに重んじられた。王陽明がその序を作り、書肆(しょし)が陽明の高足の弟子・鄒東郭(すうとうかく)/(鄒守益・すうしゅえき)に名前を仮りて、『続文章軌範』七巻を編したといわれる。正篇がおおむね唐・宋時代を中心に、韓・柳・欧・蘇の名文を主体としているのに対して、続篇は周・秦から宋末の歴代にわたり、各種各様の作家と文体を採択している。

例言 一
序説 一

■續文章軌範序 王體仁 一五

■卷之一 昭字集
放膽文
進學解 韓文公(愈) 二二
伯夷傳 司馬遷 三七
屈原傳 司馬遷 五四
卜居 屈平(原) 九三
漁父辭 屈平 一〇一
春夜宴桃李園序 李太白(白) 一〇四
解嘲 揚雄 一〇八
答賓戲并序 班孟堅(固) 一四一
北山移文 孔德璋(稚珪) 一七三
刑賞忠厚之至論 蘇東坡(軾) 一九二

■卷之二 代字集
放膽文
象祠記 王陽明(守仁) 二〇四
潛夫貴忠篇 王符 二一三
對楚王問 宋玉 二二四
項羽本紀贊 司馬遷 二三〇
異姓諸侯王表 班孟堅(固) 二三六
賣柑者言 劉覆瓿(基) 二四二
難蜀父老 司馬相如 二四八
貨殖傳一章 司馬遷 二六八

■卷之三 文字集
放膽文
酒味色論 魯共公(奮) 二八二
説難 韓非 二八七
諫伐匈奴書 主父偃 三〇九
弔古戰場文 李華 三二一
游俠傳序 司馬遷 三三六
説商君 趙良 三四九
諫獵上書 司馬相如 三六二
諫逐客書 李斯 三六八
諫呉王書 枚乘 三八〇
論神怪 谷永 三九二
作者小傳 四〇三