通巻387号（第30巻14号）　
◆特集　言語研究の新たな展開

○まえがき　井上優

１　音韻論
○最適性理論－そのアキレス腱と原典への回帰－（田中伸一）
○音声研究の新たな展開（窪薗晴夫）

２　文法論・意味論
○ミニマリストプログラム（三原健一）
○語彙意味論の新展開（由本陽子）
○認知言語学の文法研究（坪井栄治郎）
○認知意味論－カテゴリー化とメタファー－（大堀壽夫）
○機能的構文論（高見健一） ○言語類型論（堀江薫）
○形式意味論の最前線（今仁生美） ○コーパス言語学の新たな展開（田野村忠温）

 ３　語用論
○関連性理論－発話解釈モデルと認知科学的志向性－（吉村あき子）
○ポライトネス（滝浦真人） ○歴史語用論の成立・現在、そして今後へ（小野寺典子）
○語用論研究の新たな展開（片岡邦好）

 ４　談話研究
○批判的ディスコース分析（山下仁）
○法言語学（堀田秀吾）
○コンピュータを利用したコミュニケーション（佐藤彰）
○談話機能言語学の新展開（大野剛・鈴木亮子）

 ５　心理言語学・言語習得
○文処理研究と日本語（広瀬友紀）
○用法基盤モデル（早瀬尚子）
○言語獲得研究の新たな展開（深澤はるか）
○第二言語習得研究の新たな展開（小柳かおる）

 ６　社会言語学・方言研究
○言葉とジェンダー研究の新たな展開（岡本成子）
○接触言語学（渋谷勝己）
○バリエーション研究の新たな展開（高野照司）
○方言研究の新たな展開－知られざる地域差の発掘－（澤村美幸）