雑誌『日本語学』 2006年 2月号

雑誌『日本語学』 2006年 2月号

◆特集 国語科の授業でつけたい学力とは

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通巻303号(25巻2号)

◆特集 国語科の授業でつけたい学力とは国語科の授業に求められる学力そのものが転換しようとしているいま、これからの国語科の授業でどのような学力を育成すべきかを考察する。

○国語科で育てるべきことばの力(吉田裕久)
<普遍的なことばの力/今日的なことばの力/いま国語科に求められていることばの力>

○教室における学びの現状と課題-国語科の授業を通して-(田中洋一)
<教育観の変遷/国語科の授業で目指すもの/国語の授業改善の視点(1)/国語の授業改善の視点(2)>

○つけたい力として①国語科の授業で育成する「関心・意欲・態度」(西村礼子)
<はじめに-PISAと教育課程実施状況調査とから見えてくるもの-/つけたい学力とは何か/関心・意欲・態度とは何か/授業で育てる関心・意欲・態度/新しい国語の力を育成するために>

○つけたい力として②「話すこと・聞くこと」(大石健一)<学習指導要領から/「聞くこと」の重要性/環境づくりの重要性/実践例>

○つけたい力として③「書くこと」(北村義春)<生徒に身に付けさせたい「書く能力」/「書く能力」を身に付けさせるための指導の在り方/「書く能力」を育成する指導事例>

○つけたい力として④高等学校における「読むこと」の指導について-現代文分野を中心に-(小谷修也)
<研究目的/研究方法/研究内容/研究結果と考察>

○国語科の授業で育成した学力をどのように評価するか(米田 猛)
<評価を考えるための前提/「教育評価」に関する問題の所在/絶対評価の「理念」/評価規準作成のための言語活動別能力分析/形成的評価の活用/行動目標と達成基準/授業実践を通した具体的な検証を>

連載
○ぶらり日本語 やり過ごし(高橋伸夫)
○ことばの散歩道93 大名調査(井上史雄)
○ことばの森35 けしき〔気色〕3(久保田 淳)
○日本の諺・中国の諺10 虎視眈々・傍若無人(陳 力衛)
○日本語の中の「九州方言」・世界の言語の中の「九州方言」10
 佐賀県域の三連のオノマトペ(藤田勝良)

宮地 裕

大阪大学名誉教授。1924(大正13)年~2021(令和3)年。東京市生まれ。京都大学文学部国語学国文学科卒業、同(旧制)大学院文学研究科国語学専攻退学。文学博士(大阪大学)。国立国語研究所話しことば研究室長を経て、大阪大学教授、帝塚山学院学院長を歴任。

甲斐 睦朗

1939年台湾生まれ。1961年広島大学教育学部卒業。1973年神戸大学大学院修了。愛知教育大学教授、国立国語研究所研究員、国立国語研究所所長、京都橘大学教授を歴任。