雑誌『日本語学』 2004年3月臨時増刊

雑誌『日本語学』 2004年3月臨時増刊

◆特集 ことばを分類する

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通巻276号(23巻4号) ◆特集 ことばを分類する1.巻頭インタビュー ○意味分析による類語辞書づくり(語り手:柴田武)<研究のあゆみ/辞書を引く習慣/索引の文化/類語辞書のシステム/分析の喜び/「フィールドワーク」の精神>2.座談会 ○ことばの分類・意味の分類(出席者:前田富祺、野村雅昭、山崎誠、山田進、藤田?一郎 司会:杉戸清樹)<類語辞書の歴史/辞書の骨格:分類カテゴリーづくり/辞書をつくる:分類のプロセス/分類の多様性/つくり手と使い手/コンピュータとシソーラス/展望:利用の広がり>3.ことばを分類する ○語彙の分類が何になるか-新たな語彙論建設の中から-(田島毓堂)<題意/分類ということ/語彙論にとっての語彙分類の役割/意味分野別語彙構造分析法とコード付け> ○方言語彙の分類(町博光)<方言語彙の収集/語彙の分類基準/体系と構造/語彙分類の方法/比喩発想の分類/理想的な語彙分類> ○「俗語」という分類(米川明彦)<無視された「俗語」/「俗語」とは何か/「語感」とは何か/「俗語」の語感の種類/語感の性差・世代差・共通性/「俗語」という分類の意義> ○分けたい比喩(はんざわかんいち)<分類について/「比喩」について/比喩の分類について/第一の分類について/第二の分類について/第三の分類について/第四の分類について/第五の分類について/実例について> ○現代日本語の文法的カテゴリー(八亀裕美)<文法的カテゴリーは日本語にあるか/名詞の文法的カテゴリー/述語の文法的カテゴリー/「アスペクト・テンス・ムード体系」という考え方> ○『分類語彙表』の異版と語彙量(伊藤雅光)<『分類語彙表』第二版の「同語異語判別の認定レベル」/『分類語彙表』第四版の「同語異語判別の認定レベル」/『分類語彙表』第四版の異版一覧/『分類語彙表』各版の語彙量/『分類語彙表』各版の類別語彙量/ ○日韓並列シソーラスの開発と展望(韓有錫)<並列シソーラス構築の意義/韓国のシソーラス開発現況/基底シソーラスとしての分類語彙表の特徴/並列シソーラス構築方法/日韓並列シソーラスの展望> ○コラム 『日本語大シソーラス』編集の現場から(藤田?一郎)4.資料 Ⅰ類語辞書のルーツ「節用集」 Ⅱ類語辞書紹介 ①『分類語彙表』 ②『類語大辞典』 ③『日本語大シソーラス』付録・日本語学総目録 2003年(Vol.22)

宮地 裕

大阪大学名誉教授。1924(大正13)年~2021(令和3)年。東京市生まれ。京都大学文学部国語学国文学科卒業、同(旧制)大学院文学研究科国語学専攻退学。文学博士(大阪大学)。国立国語研究所話しことば研究室長を経て、大阪大学教授、帝塚山学院学院長を歴任。

甲斐 睦朗

1939年台湾生まれ。1961年広島大学教育学部卒業。1973年神戸大学大学院修了。愛知教育大学教授、国立国語研究所研究員、国立国語研究所所長、京都橘大学教授を歴任。