通巻251号(21巻7号)
◆特集:国語科教育における評価
○「生きる力」と新しい評価(鈴木秀幸)
<新しい評価理論の基本的な考え方/新しい評価の具体的な方法>
○国語科教育における評価の考え方(?木展郎)
<評価観の転換を図る/学力観と評価との関係/国語科における評価の考え方/国語科におけるこれからの評価>
○中学校国語教育における評価の現状と課題(尾木和英)
<中学校における評価の現状/評価にかかわる学力の問題/活発な授業にひそむ危険/今後の基本的な方向/評価・評定にかかわる課題>
○高等学校における<新しい>評価の課題と実践例-「教師だけ評価」から「複眼的評価」へ-(堀江祐爾)
<高校についての評価規準・評価方法のまとめはこれから/小・中の評価規準、評価方法等のまとめを踏まえて/<絶対評価>-「個別評価」「個性評価」と呼びたい/課題-「教師だけ評価」から「複眼的評価」へ/ある高等学校教諭の評価活動の現状と模索/評価規準案の作成-学習指導要領の指導事項をもとに/教師が自分で「評価規準」と「年間指導計画」を作る/単元「近代と反近代」の目標・評価規準・学習活動/井上雅彦教諭の実践の構造とその「意味」/自分、そして他者、その間に「言葉の力」が働く/「教師だけ評価」からの脱却-「複眼的評価」へ>
○国語教育における評価方法と評価内容(益地憲一)
<これからの教育評価/スパイラルな学力構造の再確認/評価の内容/評価の方法>
○中学校国語科における評価と課題(木屋哲人)
<教科の特性/「規準」・「基準」づくりの手順と留意点/課題>
○中学校国語教育における評価の実際(新しい評価)(高間春彦)
<ポートフォリオとは何か/子ども用ポートフォリオとは/評価規準、評価基準表のつくり方/評価規準で学習活動をつなぐ>
○生徒の学習過程を評価する-高等学校国語科における評価の実際-(熊谷芳郎)
<高等学校での評価をめぐる状況/評価の実際/今後の課題>
○高等学校国語科の各科目の評価の在り方-「国語総合」を中心にして-(石塚秀雄)
<評価をどう考えるのか/指導目標を立てる/評価の観点を考える/「A 話すこと・聞くこと」の観点/「B 書くこと」の観点/「C 読むこと」の評価/絶対評価実践上の課題>
◆連載
○ことばの散歩道49 ハンガリーの地下鉄(井上史雄)
○「外国人力士に見ることばの習得」学 第6回 外国人力士の言語学習ストラテジー・4(宮崎里司)
<おかみさんと言語管理/おかみさんの習得ストラテジー>
○日本語力現状レポート 第27回 加齢による日本語力の伸長(川本信幹)
<学習効果が顕著に示される例/学習しても身に付くとは限らない/社会的な経験がものをいう>