雑誌『日本語学』 2001年 7月号

雑誌『日本語学』 2001年 7月号

◆特集 ことばについての意識

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通巻239号◆特集 ことばについての意識言語意識と日本語研究  (山東功) <言語研究者の言語意識/国語意識史への展開-時枝誠記の国語学史/国語意識史研究の問題点/言語意識史の可能性>国民の言葉意識 「言葉の乱れ」をどう捉えるか (野村敏夫) <人々の意識における「言葉の乱れ」/人々の意識における言葉遣い/敬語感覚のゆらぎや変化/これからの言葉遣いに向けて>国語科教育における言語感覚 言語感覚育成のための学習指導 (町田守弘)方言への愛着意識  (柴田実)敬語についての規範意識に関する言語問題  (吉岡泰夫) <敬語についての規範意識の社会差/敬語の規範意識に関する言語問題/言語教育に関する言語問題>ことばの中の時間の意識 方言「-ヨッタ」の析出を通して (井上文子) <回想の「-ヨッタ」/「-ヨッタ」の析出プロセス>日本語非母語話者の話す日本語に対する日本人の評価意識 日本語教育における言語意識 (小河原義朗) <日本人の評価意識と日本語教育/日本語の発音に対する日本人の評価/日本人評価研究方法論/日本語教育における日本人評価研究の展望>◆連載ユーミンの言語学・46 作詞家アンドロイド研究の意義 (伊藤雅光) <作詞家アンドロイド・ユーミンの開発過程/現在の問題点/人文系人工知能としての「ふじむら」システム/作詞家アンドロイド研究の意義>日本語におけるベネファクティブの記述的研究・9 事態の捉え方と直接構造・間接構造・2 (山田敏弘) <ベネファクティブによる事態の捉え方/動作の対象と受益者の一致・不一致と構造の直間/直接テモラウ文と間接テモラウ文の意味/構造の直間と参与者の格>ことばの散歩道・39 警察の視線 (井上史雄)ぶらり日本語 操作使用記述言語への夢 (川合英俊) <省略された主語を想定せよ/日本語は、主語も命令形も略す/解決したい問題/文学的心情による意味付けに期待>

宮地 裕

大阪大学名誉教授。1924(大正13)年~2021(令和3)年。東京市生まれ。京都大学文学部国語学国文学科卒業、同(旧制)大学院文学研究科国語学専攻退学。文学博士(大阪大学)。国立国語研究所話しことば研究室長を経て、大阪大学教授、帝塚山学院学院長を歴任。

甲斐 睦朗

1939年台湾生まれ。1961年広島大学教育学部卒業。1973年神戸大学大学院修了。愛知教育大学教授、国立国語研究所研究員、国立国語研究所所長、京都橘大学教授を歴任。