読みやすい文章を書けるようになることを目的とする文章トレーニングの本。例えば、「読点をどこに打つか」「どの語を漢字に直すか」など、感覚的・無意識に処理してきたことを意識的に見直すことで、きちんと理論的に理解できるよう工夫されている。また、実際に大学の講義の中で学生が取り組んだ課題答案を統計処理し、その分析に基づき解説を加えている。
第1講 魅力的な書き出し
第2講 さわやかな読後感
第3講 冒頭と結末の呼応
第4講 適切なタイトル
第5講 読者への配慮
第6講 手際のよい説明
第7講 目に浮かぶ描写
第8講 問題提起文の力
第9講 謎解き型の文章
第10講 伏線の張り方
第11講 譲歩による説得
第12講 要約の方法
第2講 さわやかな読後感
第3講 冒頭と結末の呼応
第4講 適切なタイトル
第5講 読者への配慮
第6講 手際のよい説明
第7講 目に浮かぶ描写
第8講 問題提起文の力
第9講 謎解き型の文章
第10講 伏線の張り方
第11講 譲歩による説得
第12講 要約の方法
石黒 圭 著
横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。国立国語研究所教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。著書に、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)、『段落論』(光文社新書)、『よくわかる文章表現の技術』Ⅰ~Ⅴ(明治書院)など多数。明治書院教科書編集委員。