精選 文学国語
[117明治|文国707]
2024(令和6)年度版
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書名カナセイセンブンガクコクゴ
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ISBN9784625004278
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Cコード4381
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出版社
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出版年月日2024/01/20
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判型・ページ数A5・432ページ
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ジャンル
フォーマット | 定価 |
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紙の教科書(993円・非課税) | - |
デジタル教科書 | 3,300円(3,000+税) |
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検定教科書に関するアンケート |
感性や知性を磨き、
読み手を惹きつける文章を創作する力を身につける
- 作品を深くつかむためのテーマ別単元構成
- テーマごとのまとまりで作品理解の幅を広げます。
- 全ての単元に、関連する評論を収録し相互の理解を深めます。
- 定番に新たな光を当てる新教材
- 評価の定まった作品と、現代的な視点から読むべき作品を、バランスよく配置しました。
- コラム・「文学の窓」・「単元の言語活動」で深い学びを実現
- 書き下ろしのコラム、教材理解を深める発展的な文章、教材を横断する言語活動により、深い学びを目指します。
教材一覧【前編(2年生)】 | ||
1 | 小説入門 | |
言葉によって | 大江健三郎 | |
〔コラム〕小説文の形式 | ||
悪童日記 | アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳 | |
山月記 | 中島敦 | |
【文学の窓】小説とは何か | 三島由紀夫 | |
単元の言語活動|1| 小説の方法を読む——「形」に着目して書く—— |
||
2 | 詩歌入門 | |
詩の自由を探る | 藤井貞和 | |
秋の祈 | 高村光太郎 | |
雪 | 三好達治 | |
汚れつちまつた悲しみに······ | 中原中也 | |
崖 | 石垣りん | |
【文学の窓】詩的リズム——音数律に関するノート—— | 菅谷規矩雄 | |
単元の言語活動|2| 〈詩らしさ〉を探る——言葉はどのようなときに詩になるのか—— | ||
3 | 文学の境界を広げる | |
鞄 | 安部公房 | |
〔コラム〕〈文学〉の領域を更新する | ||
地球から来た男 | 星新一 | |
押絵と旅する男 | 江戸川乱歩 | |
マンガは哲学する | 永井均 | |
【文学の窓】映画の中の花 | 西川美和 | |
単元の言語活動|3| さまざまなメディアに生息する〈文学〉を発見する——文学の分布図を広げよう—— | ||
4 | 言葉の力 | |
こころ | 夏目漱石 | |
夏目漱石・芥川龍之介往復書簡 | 夏目漱石・芥川龍之介 | |
山東京伝 | 内田百閒 | |
「東京語」の表象の成立 | イ・ヨンスク | |
【文学の窓】群れず集まる | 田中和将 | |
単元の言語活動|4| 言葉には不思議な力があることを確かめる——人と人をつなぎ、人と人を引き離すもの—— | ||
5 | 伝統と革新 | |
短歌の輪郭——現代にとって短歌とは何か—— | 小池光 | |
短歌十二首 | 釈迢空・山崎方代・塚本邦雄・馬場あき子・栗木京子・穂村弘 | |
【文学の窓】『桐の花』の言葉 | 俵万智 | |
俳句十二句 | 村上鬼城・河東碧梧桐・尾崎放哉・原石鼎・杉田久女・芥川龍之介・高野素十・後藤夜半・川端茅舎・中村汀女・篠原鳳作・高屋窓秋 | |
〔コラム〕川柳の現在 | ||
単元の言語活動|5| 俳句を詠んでみる——自分の思いが伝わるように表現してみよう—— | ||
6 | 戦争と記憶 | |
現場に来て初めてわかること | 高野秀行 | |
空缶 | 林京子 | |
野火 | 大岡昇平 | |
転移する記憶 | 岡真理 | |
単元の言語活動|6| 戦争という〈出来事〉を伝える——どのような視点から語り継ぐのか—— |
教材一覧【後編(3年生)】 | ||
1 | 都市と移動 | |
本を読む | 蜂飼耳 | |
〔コラム〕本を読む楽しみ | ||
檸檬 | 梶井基次郎 | |
【文学の窓】陰翳礼讃 | 谷崎潤一郎 | |
下町 | 林芙美子 | |
歩道橋の魔術師 | 呉明益/天野健太郎訳 | |
都市は/を語る | 石田英敬 | |
単元の言語活動|1| 暮らす、生きる、そしてそれを描く——都市を通して文学の読みを深める—— |
||
2 | 自然を見る、自己を見る | |
流れる髪 | 永瀬清子 | |
羨望 | 伊東静雄 | |
独楽 | 高野喜久雄 | |
韜晦 | 多田智満子 | |
高度 | 小池昌代 | |
【文学の窓】秋 | ライナー・マリア・リルケ/茅野蕭々訳 | |
単元の言語活動|2| 自然と自己との関係を考える——比喩を通じて物事を捉えてみよう—— | ||
3 | 文学と歴史 | |
舞姫 | 森鷗外 | |
みづの上日記 | 樋口一葉 | |
【文学の窓】日和下駄 | 永井荷風 | |
入れ札 | 菊池寛 | |
〔コラム〕文学の歴史について再考する | ||
物語と歴史のあいだ | 野家啓一 | |
単元の言語活動|3| なぜ名作は「名作」なのか——時代を超えて読み継がれる作品とは—— | ||
4 | 自他への配慮 | |
巨人の接待 | 小川洋子 | |
はじめての沖縄 | 岸政彦 | |
アイデンティティ | 藤野可織 | |
愛について | 竹村和子 | |
〔コラム〕マイノリティと文学 | ||
単元の言語活動|4| あなたはみんなと同じか、あなた自身と同じか——文学的な文章が考察すること—— | ||
5 | 抒情の探究 | |
短歌十四首 | 木下利玄・会津八一・岡井隆・河野裕子・福島泰樹・水原紫苑・斉藤斎藤 | |
俳句の力学 | 岸本尚毅 | |
俳句十二句 | 高浜虚子・加藤楸邨・石田波郷・桂信子・森澄雄・飯田龍太・三橋敏雄・飯島晴子・高柳重信・池田澄子・正木ゆう子・田中裕明 | |
【文学の窓】底荷 | 上田三四二 | |
単元の言語活動|5| 自分で選んだアンソロジーを作る——短歌・俳句の表現の特徴や効果を考えよう—— | ||
6 | 近現代を問う | |
一瞬の共同性を生きる | 星野智幸 | |
苦海浄土—もう一ぺん人間に— | 石牟礼道子 | |
日本文化私観 | 坂口安吾 | |
現代日本の開化 | 夏目漱石 | |
単元の言語活動|6| 近現代の諸問題と対話する——私たちはどこに立ち、どこに向かっているのか—— | ||
〔付録〕
|
·•·•·教科書編集委員の先生から·•·•· |
「収録教材について」
明治書院の『文学国語』は、すでに価値が定まり、教養として知っておきたい文学作品と、現代的な観点から読むべき作品をバランスよく配置しています。とは言え、それは作品が古いか新しいかで分けられるわけではありません。 |
■前編
1.小説入門
言葉によって(大江健三郎)
悪童日記(アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳)
山月記(中島敦)
【文学の窓】小説とは何か(三島由紀夫)
2.詩歌入門
詩の自由を探る(藤井貞和)
秋の祈(高村光太郎)
雪(三好達治)
汚れつちまつた悲しみに……(中原中也)
崖(石垣りん)
【文学の窓】詩的リズム──音数律に関するノート──(菅谷規矩雄)
3.文学の境界を広げる
鞄(安部公房)
地球から来た男(星新一)
押絵と旅する男(江戸川乱歩)
マンガは哲学する(永井均)
【文学の窓】映画の中の花(西川美和)
4.言葉の力
こころ(夏目漱石)
夏目漱石・芥川龍之介往復書簡(夏目漱石/芥川龍之介)
山東京伝(内田百閒)
「東京語」の表象の成立(イ・ヨンスク)
【文学の窓】群れず集まる(田中和将)
5.伝統と革新
短歌の輪郭――現代にとって短歌とは何か――(小池光)
短歌十二首 釈迢空・山崎方代・塚本邦雄・馬場あき子・栗木京子・穂村弘
【文学の窓】『桐の花』の言葉(俵万智)
俳句十二句 村上鬼城・河東碧梧桐・尾崎放哉・原石鼎・杉田久女・芥川龍之介・高野素十・後藤夜半・
川端茅舎・中村汀女・篠原鳳作・高屋窓秋
6.戦争と記憶
現場に来て初めてわかること(高野秀行)
空缶(林京子)
野火(大岡昇平)
転移する記憶(岡真理)
■後編
1.都市と移動
本を読む(蜂飼耳)
檸檬(梶井基次郎)
【文学の窓】陰翳礼讃(谷崎潤一郎)
下町(林芙美子)
歩道橋の魔術師(呉明益/天野健太郎訳)
都市は/を語る(石田英敬)
2.自然を見る、自己を見る
流れる髪(永瀬清子)
羨望(伊東静雄)
独楽(高野喜久雄)
韜晦(多田智満子)
高度(小池昌代)
【文学の窓】秋(ライナー・マリア・リルケ/茅野蕭々訳)
3.文学と歴史
舞姫(森鷗外)
みづの上日記(樋口一葉)
【文学の窓】日和下駄(永井荷風)
入れ札(菊池寛)
物語と歴史のあいだ(野家啓一)
4.自他への配慮
巨人の接待(小川洋子)
はじめての沖縄(岸政彦)
アイデンティティ(藤野可織)
愛について(竹村和子)
5.抒情の探究
短歌十四首 木下利玄・会津八一・岡井隆・河野裕子・福島泰樹・水原紫苑・斉藤斎藤
俳句の力学(岸本尚毅)
俳句十二句 高浜虚子・加藤楸邨・石田波郷・桂信子・森澄雄・飯田龍太・三橋敏雄・飯島晴子・高柳重信・
池田澄子・正木ゆう子・田中裕明
【文学の窓】底荷(上田三四二)
6.近現代を問う
一瞬の共同性を生きる(星野智幸)
苦海浄土─もう一ぺん人間に─(石牟礼道子)
日本文化私観(坂口安吾)
現代日本の開化(夏目漱石)
付録
日本近・現代文学史年表
世界の文学はすばらしい―明日への読書のために―
1.小説入門
言葉によって(大江健三郎)
悪童日記(アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳)
山月記(中島敦)
【文学の窓】小説とは何か(三島由紀夫)
2.詩歌入門
詩の自由を探る(藤井貞和)
秋の祈(高村光太郎)
雪(三好達治)
汚れつちまつた悲しみに……(中原中也)
崖(石垣りん)
【文学の窓】詩的リズム──音数律に関するノート──(菅谷規矩雄)
3.文学の境界を広げる
鞄(安部公房)
地球から来た男(星新一)
押絵と旅する男(江戸川乱歩)
マンガは哲学する(永井均)
【文学の窓】映画の中の花(西川美和)
4.言葉の力
こころ(夏目漱石)
夏目漱石・芥川龍之介往復書簡(夏目漱石/芥川龍之介)
山東京伝(内田百閒)
「東京語」の表象の成立(イ・ヨンスク)
【文学の窓】群れず集まる(田中和将)
5.伝統と革新
短歌の輪郭――現代にとって短歌とは何か――(小池光)
短歌十二首 釈迢空・山崎方代・塚本邦雄・馬場あき子・栗木京子・穂村弘
【文学の窓】『桐の花』の言葉(俵万智)
俳句十二句 村上鬼城・河東碧梧桐・尾崎放哉・原石鼎・杉田久女・芥川龍之介・高野素十・後藤夜半・
川端茅舎・中村汀女・篠原鳳作・高屋窓秋
6.戦争と記憶
現場に来て初めてわかること(高野秀行)
空缶(林京子)
野火(大岡昇平)
転移する記憶(岡真理)
■後編
1.都市と移動
本を読む(蜂飼耳)
檸檬(梶井基次郎)
【文学の窓】陰翳礼讃(谷崎潤一郎)
下町(林芙美子)
歩道橋の魔術師(呉明益/天野健太郎訳)
都市は/を語る(石田英敬)
2.自然を見る、自己を見る
流れる髪(永瀬清子)
羨望(伊東静雄)
独楽(高野喜久雄)
韜晦(多田智満子)
高度(小池昌代)
【文学の窓】秋(ライナー・マリア・リルケ/茅野蕭々訳)
3.文学と歴史
舞姫(森鷗外)
みづの上日記(樋口一葉)
【文学の窓】日和下駄(永井荷風)
入れ札(菊池寛)
物語と歴史のあいだ(野家啓一)
4.自他への配慮
巨人の接待(小川洋子)
はじめての沖縄(岸政彦)
アイデンティティ(藤野可織)
愛について(竹村和子)
5.抒情の探究
短歌十四首 木下利玄・会津八一・岡井隆・河野裕子・福島泰樹・水原紫苑・斉藤斎藤
俳句の力学(岸本尚毅)
俳句十二句 高浜虚子・加藤楸邨・石田波郷・桂信子・森澄雄・飯田龍太・三橋敏雄・飯島晴子・高柳重信・
池田澄子・正木ゆう子・田中裕明
【文学の窓】底荷(上田三四二)
6.近現代を問う
一瞬の共同性を生きる(星野智幸)
苦海浄土─もう一ぺん人間に─(石牟礼道子)
日本文化私観(坂口安吾)
現代日本の開化(夏目漱石)
付録
日本近・現代文学史年表
世界の文学はすばらしい―明日への読書のために―
●『精選 文学国語 指導ガイド』(定価:44,000円)
●『精選 文学国語 指導用データ集』(定価:5,500円)
●『精選 文学国語 デジタル教科書』(定価:3,300円)
●『精選 文学国語 学習課題ノート』(定価:880円)
●『国語朗読CD』(定価:11,000円)