雑誌『日本語学』 2019年1月号

雑誌『日本語学』 2019年1月号

◆『分かり合うための言語コミュニケーション(報告)』について

  • 書名カナ
    ザッシニホンゴガク
  • 著者
  • 定価
    1,210円(1,100+税)
  • 雑誌コード
    0696901
  • 出版社
  • 出版年月日
    2019/01/01
  • 判型・ページ数
    A5・96ページ
  • 書店発売日
    2018/12/22
  • ジャンル
フォーマット 定価
紙の本 1,210円(1,100+税)
電子書籍 1,210円(1,100+税)

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通巻488号 (第38巻1号)  

◆『分かり合うための言語コミュニケーション(報告)』について

2018年3月、文化審議会国語分科会より「分かり合うための言語コミュニケーション(報告)」が公表された。誰もがことばを広く発信できるようになった一方で、コミュニケーションに関する問題が様々な形で表面化してきたこの時代に、改めて言語コミュニケーションについてじっくりと考える特集としたい。

 

〇「分かり合うための言語コミュニケーション」によせて 沖森卓也

〇『分かり合うための言語コミュニケーション(報告)』 武田康宏
 ――国語施策における位置付けと審議の経緯――

〇 言語コミュニケーションにおける四つの要素について 関根健一
 ――書き言葉の語彙・表現から考える――

〇情報化時代の言語コミュニケーション 田中ゆかり
 ――媒体・手段の特性と年代差――

〇わかりあえるコミュニケーションとは? 石黒圭
 ――コミュニケーションをめぐる八つの幻想――

〇感じのいい表現・感じの悪い表現 塩田雄大

〇「分かり合うためのコミュニケーション」の課題 森山卓郎

〇【コラム】言語コミュニケーションと裁判員制度 入部明子

〇【コラム】共有された世界を作ろう! 福田由紀



【連載】

[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]藤村絢子
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]齋藤希史・鈴木崇大


宮地 裕

大阪大学名誉教授。1924(大正13)年~2021(令和3)年。東京市生まれ。京都大学文学部国語学国文学科卒業、同(旧制)大学院文学研究科国語学専攻退学。文学博士(大阪大学)。国立国語研究所話しことば研究室長を経て、大阪大学教授、帝塚山学院学院長を歴任。

甲斐 睦朗

1939年台湾生まれ。1961年広島大学教育学部卒業。1973年神戸大学大学院修了。愛知教育大学教授、国立国語研究所研究員、国立国語研究所所長、京都橘大学教授を歴任。